「書くこと」の魔力。目標や願望を実現させる根本にして最強の一手。

潜在意識

みなさんは人生の目標といえるものはありますか?

海外旅行に行きたい!

憧れている車が欲しい!

世界平和!

差別をなくしたい!

 

目標の大小はありますが、

達成する人としない人、その違いは何なのでしょうか?

 

その差を分けるのは、実は

目標を紙に書いたリストを作成し

常に見返せるようにしているか

というわずかな違いかもしれません。

 

なんだ、その程度か。

いえ、その程度のことがめちゃくちゃ重要なのです。

 

巷の「書くだけで〇〇」本にも通じる理屈を、

科学や潜在意識の観点から説明します。

皆様の目標達成に役立てていただければ幸いです。

紙に書くことの効用

紙に書くことの効用はとても大きいです。

 

手を動かし書くという動作によって記憶力が高まるといわれています。

 

また、幼児期の子供にとって、

書くことが脳の成長を助けるという研究結果もあります。

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2211949312000038

 

そのほか色々な研究結果がありますが、

ざっくり言って科学は、手書きすることで脳が活性化することを支持しています。

 

身近な例

「紙に書く」そんな些細なことが目標達成に対してどれほど有効なのか

を身近な例で見てみます。

 

家計簿をつけて節約

家計簿は書くことによる一種の節約術です。

 

なぜ、わざわざ時間をかけてまで家計簿をつけるのでしょうか?

 

それは、

頭の中だけでは把握しきれない「お金の流れや偏り」を明確することで、

生活費がコントロールしやすくなるからです。

 

トレードノートをつけて投資の管理

投資家であれば、

日々のトレードを記録する”トレードノート”があります。

 

たかが日記ごときで何が変わるのか と思われるかもしれませんが、

収支、勝率、銘柄、などを記録することで利益の安定や向上に役立ちます。

 

投資家の間でも最低限やるべきことの一つに挙げられています。

 

体重を記録してダイエット(レコーディングダイエット)

こちらも有名なダイエット方法ですね。

目標が明確になり、管理ができるということの良い例だと思います。

 

レコーディングダイエットで20キロ減量に成功した効果的なやり方
レコーディングダイエットに取り組まれたことはありますか? レコーディングダイエットというのは、毎日体…

に面白い実践記事が載っていました。

なんと、50Kg痩せた方もいるみたいです。( ゚Д゚)

 

書くことで目標が達成できる仕組み:潜在意識の観点から

ダイエットも投資も手品ではありません。

純粋に、書くことが脳に与える影響がすごいのです。

以下で説明していきます。

 

脳の門番 RAS(脳幹網様体賦活系)

1949年、イタリアの科学者がRAS(ラス)という脳の機能を発見しました。

Brain stem reticular formation and activation of the EEG. Electroencephalogr Clin Neurophysiol: 1949, 1(4);455-73

 

RASとは、一言で言うと

「脳に入ってくる情報の選別機」です。

 

脳への情報のほとんどはRASによって中継されます。

逆に、いらないと判断された情報はバンバン途中で捨てられます。

 

そのため99.9%の情報は意識に上がらず捨てられてしまいます

 

もったいない!と思うかもしれませんが

身の回りのモノ、音、すべてが意識に上がってしまうと、

まともな日常を送れなくなるのは容易に想像できます。

 

RASは自分にとって大事なものしか拾い上げないようにできています。

 

その情報を脳が受け取ってはじめて、

考えたり、感じたりする働きが活性化し始めます。

 

なので「脳の活動のスイッチ」としての役割も持っています。

 

「ラッキーカラーは」⇒ 世界がく染まりだす

占いが好きな人を例にとってみます。

 

「ラッキーカラーは」という情報が入ってくると、

 なるほど!とを意識し始めます。

 

その情報はRAS経由で脳に送られ、

潜在意識に流れ込み、

たちまち赤いものを意識的に拾い出すようになります。

 

 

「あれ、あの人の服赤い。」

「今日は消防車をよく見るなぁ。」

「たまには辛いもの食べたいなぁ。」

などなど。

 

 

空港やターミナルなどの雑踏の中で、

自分の名前が呼ばれたときに、よく聞こえるのもRASの仕業です。

 

RASによって脳に届けられた情報は、

潜在意識下でずっと検索され続けています。

 

そしてアンテナにひっかかったものが

「赤いもの」のように勝手に目に飛び込んできます。

 

実は、あなたの世界というのは

あなたが(RASが)重要だと判断した情報のみで成り立っている世界なのです。

 

書くことでRASに拾われやすくなる

なにか見落としてしまうことを「盲点だった。」と言いますが、

 

RASは人間の目に命令を送り、実際に盲点(スコトーマ)を作り出します。

自分にとって重要じゃない情報を見落とすように仕向けています。

 

この盲点を回避し、RASに好んで拾い上げてもらう。

 

そのための作戦 = 書くことなのです。

 

ペンはキーボードよりも強し。書くときは手書きで。

パソコン、スマホが発達して

メモ帳アプリなどに打ちこむ人がいるかもしれません。

 

ですがそれでは効果が半減します。

 

キーボード vs  手書き 

だと、手書きのほうが脳に良いという結果になっています。

Mueller, P. A., & Oppenheimer, D. M. (in press).

The pen is mightier than the keyboard: Advantages of longhand over laptop note-taking. Psychological Science.  

 

ぜひ、紙に手書きで行ってください。

 

未だに、ビジネスマンにアナログ手帳の愛好家が多いのも、

目標やスケジュール管理がうまくいくことを体感として知っているからかもしれません。

おススメの書き方

 

実現すべき目標の効果的な書き出し方の”型”として、

王道の目標設定方法とマンダラートという2つをご紹介します。

 

1. 王道の5ステップ

 

1.目標を書き出します。

 

2.そこに達するまでのプロセスを分割し書き出します。

 

3.優先順位を書き出します。

 

4.タイムリミットを書き出します。

 

5. 設定した目標を以下のようなことに気を付けながら実行していきます。

 

  •  わかりやすく明確な目標  ⇒ 痩せて健康になる
  •  数値がはっきりしている  ⇒ 5キロ痩せる 
  •  実現可能な目標      ⇒ 30kgなどは無理
  •    他の良い側面がある    ⇒ エネルギッシュになる
  •  時間の逆算        ⇒ 年12kg、月平均1kg

 etc..

 

 PDCAサイクルを回すなどでもよいと思います。

 

2. 大谷翔平選手に学ぶ「マンダラート」

一つの目標に対して、達成を徹底的に追求するチャートです。

やるべきことが最大限に明確になります。

 

ロサンゼルスエンゼルスの大谷翔平選手が用いた方法として有名です。

出所:NewsPics

参考:マンダラートの作り方

マンダラートとは?9つのマスで閃きが加速する一流のアイデア発想法
Web 制作や Web プロモーションなどで数多くの営業ツールやプレゼン資料の作成に関わってきた筆者が、これまでに実践してきたマンダラートの活用法を解説します。

 

9×9=81マスの中心に目標を置きます。

そして周りを達成のために必要なもので埋めていきます。

やるべきことが一目瞭然に自覚できます。

 

書くことが最強の一手になりうる!

当然ですが、書くだけでは何も起こりません。

書いたことで思考や行動の質が変わるから効果があるのです。

 

変わった結果、

無意識に目標達成のアプローチがとれるようになってるのです。

 

その結果、本人が気にしなくても、いつの間にか勝手に目標達成していた。

ということが起こり得ます。

 

そんなの無敵じゃないか?YES.

 

書くことはいわば超効果的な脳プログラミングです。

 

ただ、頭の中で考えているだけでなく、

紙に書くこと。見通し良く認識させること。脳の羅針盤を作ること。

 

書くことは誰にでもできます。

そして、あらゆる目標を達成するために

共通して使える、最も根本的で最強の一手です。

 

目標に詰まったとき、

起死回生の一手として使ってみてはいかがでしょうか。

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