断食でパフォーマンスは向上するのか検証。 予備知識ゼロで断食を行った記録。

断食

0日目

2018/6/27 夜。 

 

食後ってなんか鈍くなるよな。

何かを全力でやりきるために、食事って必要なのかな。。

 

と、断食を思いつき、今からやってみることに。

とりあえず3日目くらいまで行けたらと。

 

こうして知識ゼロの人間がいきなり断食を始めました。

 

本来は準備期間を設けて徐々に粗食にしていくのが正しいやり方です。

 

知識ゼロでの断食は、やってみてちょっと危ないなと感じたので、

やる際は

やり方を学び、自己責任で、安全かつ計画的に行うことをお勧めします。

 

断食の経過に沿って、

体や心、脳の変化を主観的に追っかけていき、断食のメリットを考察します

 

スペックと食生活

30代 173cm 体重68.8kg

 

普段から結構な量を食べます。お酒も結構飲みます。

 

食事の内容もラーメンから居酒屋メニューまで、激しめのが多いです。

 

時間帯も不規則になりがちで2食だったり3食だったりマチマチ。

 

6/27 

PM8:00~ 

最後の食事=ガッツリ肉

いつも通り就寝。

 

1日目

1日目の朝 いつも通りの朝

6/28 8:00~  経過12時間 

寝起きの良さはあまり感じません。

 

朝食を抜くのはよくあることなので、初日の朝は全く苦ではありませんでした。

 

水分は取るべきだと知っていたので、

空腹を紛らわせるために炭酸水をひたすら飲みます。

 

1日目の昼~夕方 頭痛に襲われ始める

6/28 12:00~16:00  経過16~20時間

お昼過ぎから空腹に襲われ始め、

徐々に食べ物のことしか考えられなくなります

 

それでも我慢をして迎えた夕方4時、断食20時間目に、

頭痛に襲われ始めます

 

ところが、不思議と集中力が落ちていく感覚がありません。

朝からずっと同じ作業をしていたのですが、

集中力は持続しています

 

1日目の夜 顔が脂ぎってくる

6/28 20:00~  経過24時間

だんだん空腹と頭の痛さには慣れてきます。

 

なぜか、

何も食べていないのに顔がギトギトに脂ぎってきます

最後の食事が肉だったせいなのかもしれません。

 

普段はあまり油ギッシュにならないのですが、

このあたりが毒素の抜けるポイントなのでしょうか。

 

空腹の苦しさには慣れてきて、

頭の中も食べ物で支配されることはなくなります。

 

ですが、時折「食べていたころの思い出」が強烈にフラッシュバックしてきます。

 

このあたりは一瞬で負けてしまうポイントだと思います。

なので、食べ物が目に入らない環境でやるのがいいと思います。

 

1日目 就寝前の感想  パフォーマンス向上に効果があると確信

6/28 23:00~  経過27時間 68.6kg (-0.2kg)

言われているほど体重は落ちませんでした。

明らかに集中力があり、ポジティブ。放置していた仕事に取り組む。

日記より抜粋

昔を思い返すと、不思議と、食に不自由していた時のほうが

精神が研ぎ澄まされ、集中力もあり、いい循環にハマっていた気がする。

 

「追い込まれても頑張る」という先に、クリアな視界が開ける感覚。

 

おなかが減ってヤバい。けれど、それを我慢していると、

研ぎ澄まされる感覚が徐々に来るのがわかる。

 

断食は即効性がすごい。一瞬で人間のパフォーマンスが上がる。

食が娯楽でしかないと思い始める。

日記抜粋

いかに、「食」に注意力やエネルギーを持っていかれていたのか。

 

ある種の中毒脳かもしれない。

消化するのにも相当エネルギーを使うようだし。

 

辺りを見渡せば、あの手この手で中毒脳を刺激してくる。

本当に体に必要なものは何だろうか。

娯楽がエスカレートしすぎている。

 

医食同源という言葉があるが、

パフォーマンスが下がる諸悪の根源は

間違った食事からきていると考えても、

あながち間違いではないように思う。

 

断食までいかずとも、

普段から空腹を保つようにしてみるのがいいかもしれない。

食との付き合い方を見直し始める。

日記抜粋

食事という習慣が悪いとは言わないが、

うまくできていない場合が多いのだと思う。

 

断食で好調なのは、自分の中では事実だから、時々やってもいい。

 

ササッとリセット。自分はこっちのほうがあっている。

 

ただ、長期的に繰り返すリスクがわからないので

勉強しながら慎重にやっていきたい。

 

パフォーマンスを手っ取り早く上げる方法として断食はおすすめ

と私は結論します。

ただし、適切なやり方のもとに限ります。

 

断食までいかなくとも

現在の食生活を見直し、空腹の時間を少し増やすだけでも

かなりパフォーマンスの向上になると思います。

 

1日目 就寝 寝つきが異常に悪かった。

6/28 24:00

床につくも、最終的に寝たのは、3時。

しばらくギラギラが収まらなかったです。

 

2日目 悲劇が起こる

6/29 8:00~ 経過36時間 68.4kg (-0.4kg) 

 

体重が全然落ちません。 

ブログ的には「3kg痩せました!」などと言いたかったですが、言えません。

個人差があるのでしょうか。

 

2日目の朝 寝起きはよくない。カラダのだるさも。

2度寝したせいもあるのか、

寝起きが思ったほど良くないです。

 

追い打ちをかけるように、カラダのだるさが襲ってきます

 

2日目の昼 激しい運動を行ってしまう

6/29 12:00~ 経過40時間

 

自転車で2~3km先の所に出かけました。

結構な勢いでペダルを漕いでいたのですが、

息切れがやばいです。

 

出先ではフラフラでまともに歩けませんでした。

まっすぐ歩こうと思っても体がフワフワして右のほうへよろけます。

 

若干カラダが心配になってきます。

 

*知識が追い付いていないため、激しい運動は控えるということを知りませんでした。

 

2日目の昼過ぎ 再び自転車での移動を繰り返し帰宅

6/29 15:25~ 経過43時間 もうすぐ丸2日断食

 

私は自転車をゆっくりこげないタイプの人間です。

 

一刻でも早く現場につきたいのです。

再び、外出して自転車で全力疾走したのち帰宅しました。

 

そう再び私はミスを犯しています。

断食では、激しい運動はよくありません。

 

このあたりから、いよいよ本格的な体調不良を感じ始めます。

 

 

何をやるにしてもゼーゼー息苦しいです。

1日目と打って変わって苦しさが際立ちます。

 

口の中が乾いてきて、ペタペタでモワっとして臭いです。

集中力もそこまで感じないです。

 

本当に全身の力が抜けてフラフラという感じです。

 

知識のない私は、断食のやり方を間違っているのでは?と思い始めます。

 

カラダの不調が続くと、徐々にココロも不安に襲われていきます。

 

フラフラが収まらず、

このまま断食を続けた先にいったい何があるのか?

という疑問と、

ちょっと怖いなという感覚に襲われました。

(この感覚は自分が知識がないことから来るものだと思います。)

 

ただ、もう手遅れなのと、フラフラで調べる気にもなれなかったので、

 

新しい知識を入れようとはぜず、このままもう少し続けてみようと思いました。

 

幕切れは突然に

2日目の夕方 不安になるくらい体がフラフラに

6/29 17:00~ 経過45時間 ほぼ丸2日断食

 

無知の状態で断食を行っているので、

 

今のフラフラの状態が、

断食をしていれば必ず起こる正常な反応なのか

それとも異常事態なのか、区別が全くつかなくなりました。

 

山ほどある餓死の例から、食べないと死ぬのは明らかだしなぁ

など考え始め、いよいよ生命が不安になってきて、少しずつ調べるようになります。

 

間違った知識で断食をする危うさ

調べていくと、

やはり自分は間違っていたのだと分かりました。

 

具体的には

  1. 断食の始め方が間違っている
  2. 激しい運動はよくない
  3. 水だけしか飲んでいない。調べると何かしら栄養付きドリンクを皆さん飲まれています。

 

さらに次のような知識も仕入れました。

  • 今の自分の体の状態は、好転反応という断食特有のだるい時期かもしれない。

悪い毒素が出ている時の体の反応だから大丈夫、と続けるのを後押しする情報です。

 

しかし、好転反応を過ぎても無理をかけていると

  • 脂肪燃焼の際にケトン体が発生し体を酸化させる。それを防ぐために骨からミネラルが流出し、ミネラル不足を招く。

という情報もありました。こちらは危険だからやめることを後押しする情報です。

 

続けていいのかどうかわからない

好転反応の状態にいるのか、

ケトン体が生じミネラル不足の状態にいるのか、

素人なので体の感覚からは判断できません。

 

続けるべきか、やめるべきか。

 

2日目 夕方~晩 リスクがあると判断し断食終了

鉄分不足で貧血が起こるように、

体がフラフラなのは、ミネラル不足によるものだと予想できます。

であるなら、ケトン体が発生している証拠なのでやめるべきとも言えます。

 

 

ですが、好転反応はいつ起こったの?という疑問がわきます。

素人なので好転反応が起こった感覚がわからないのです。

 

もしかしたら最初の頭痛の時なのでしょうか?

 

このままギブアップしてしまうと、

レポートの価値が全くないのと、

単に「我慢してご飯を食べなかった人」

になるのでもう少し続けるべきとも思いました。

 

 

ただ、やはり

知識が何もないので、好転反応を期待して続けるリスクのほうが高い

と判断し、ここで断食を終了することにしました。

 

結果的に振り返ってみて、明らかに悪いダルさだったと思うのでやめて正解でした。

 

無知により、やめる際も重大なミスを犯す

 

2日目の夜 断食の終了時に暴飲暴食

6/29 18:00~ 経過45時間 

断食には適切な終了方法があると、後になって知りました。

 

断食は復活するまでが断食

断食終了 → ただちに焼肉

ではないのです。

 

正しい断食の終わらせ方は、

しっかりと回復期をたどるやり方です。

 

回復期とは、

今まで空っぽだった胃腸を徐々に食べ物に慣らしていくため、

2~3日かけて、おかゆなど、胃に負担をかけず、栄養のある質素なものだけを口にする

復活期間です。

 

スポーツで試合の後にクールダウンがあるように、

断食でも回復期があります。

 

ですが、私はいきなりバクバクと食べ始めてしまいました。

 

納豆+卵かけごはん

豚肩ロース肉200g位

もやし炒め、ズッキーニ

 

いつも通りの食事です。

 

「これにて断食終了!」と、ひと段落し、

改めて断食について反省や勉強を始めたときに回復期について知り

冷や汗が出ました。

 

回復期を無視したらこうなる

回復期を無視した場合、一般的に以下のような症状が起こるとされています。

ものすごいリバウンド

食べたものをそのまま吸収する体になっているため、

回復期に暴飲暴食すれば、ものすごいリバウンドが起きると言われています。

 

消化不良、血糖値上昇による深刻なダメージ

断食直後は胃腸の消化能力も弱まっていますから、

いつも通り食べてしまうと消化不良になります。

 

深刻な消化不良では、以下のような症状を起こします。

  • 慢性的な下痢や便秘
  • 体重減少
  • 全身のむくみ
  • 口内炎、貧血
  • 疲労や倦怠感

免疫機能にも悪影響を及ぼし、各種不調の原因になります。

 

血糖値関連は深刻そうな情報が多いです。

  • 口のかわき、のどの渇き
  • 多尿
  • 体重減少

など糖尿病への影響をはじめとして、

  • けいれん
  • 血圧低下
  • 頻脈

さらには血糖値が急激に上がり、

昏睡状態から最悪は突然死も招く「血糖値スパイク」も。

 

調べだすときりがありませんが、

断食の回復を誤ると、

最悪の場合このようなリスクがあると思ってもよいかもしれません。

 

実際の体への影響はどうだったか

恐ろしくリバウンドしました。

断食前は、おなか周りは割とスリムだったのですが、ポッコリになりました。

 

また、消化不良もかなり感じます。

 

下痢はありませんが、便秘気味です。

 

ほんの少し食べただけでもモノがつかえた感じが半日くらいとれません。

 

血糖値も上がりやすくなっているのか、食後に強烈な眠気がきます。

 

痙攣も少しあり、左足のふくらはぎと、右腕の二の腕の部分が

コツコツとたたかれている感覚がありました。

 

その後の経過

7/3 13:00~ 断食失敗後 4日経過

いま、このブログを書いている時点では、

血糖値が上がりやすいままなのと、合わない食事は下痢をしてしまいます。

 

それ以外は、おおかた、体調は戻せたと思います。

 

方法論が正しいかはわかりませんが、

私の場合は失敗から戻す際、

再び食事制限をして、自分が一番いいなと感じる状態をキープしながら、

栄養がありそうで消化に良いものだけを少しずつとることを心掛けました。

 

すると、2~3日程度で体は自然と戻っていきました。

 

断食後の考察

断食でパフォーマンスは確実に上がる!が運用に課題?

 

フランスの哲学者 デカルト の言葉に以下のようなものがあります。

一日を大切にせよ。その差が人生の差につながる。

 

断食中に体験したパフォーマンスの向上は本物で、

ピークを過ぎるまでは無敵かと思うくらい冴えわたっていました。

 

私の場合、特に脳や精神面にいい影響があり、

  • 時間が増えたと感じる
  • 集中力がアップしている、持続する
  • 前向きでポジティブな感情にあふれている
  • ハングリー精神がむき出しになる
  • つまらないことが気にならなくなる

など、人間の活動に関しては良いことしかないように思います。

 

ただ、レポートの1日目~2日目を見てもらえばわかるように

とてつもなく研ぎ澄まされた期間の後、だるさを感じる期間が出てきます。

 

その期間は、個人的には少し集中力が落ちるように感じました。

(普段よりは全然ましなのですが)

 

なので、効果のピークを越えても断食し続けるのは、

パフォーマンスに注目する限り、かえって効率が悪いように思いました。

 

ピークをうまく持続できれば人生の質は確実に上がります。

 

しかし、今のところそのような技術があるかわからないので、

個人的な研究の域を出ません。

 

あったとしても健康リスクがわかりません。

 

パフォーマンス目的の断食について詳しく考察してみた記事もありますので

よろしければどうぞ

<リンク準備中>

 

食のリスクを回避し、自分の人生に集中できるようになる。

体が戻れば深夜にラーメンを食べることもできますし、

間食でスナック菓子を食べることもできます。

 

ですが、以前の食生活に戻そうとは思わなくなりました。

むしろ、ラーメンとかお菓子とか、焼き肉とか、恐ろしいです。

 

断食中に痛いほど、食の本質を突き付けられます。

現代の食はあまりにも娯楽や嗜好品としてエスカレートしすぎていると。

 

現代は食に

  1. 肉体的
  2. 精神的
  3. 時間的
  4. 金銭的

なコストを払いすぎていると気づきます。

 

この無駄なコストを把握しスッキリさせることで、

人生の目的を見直し、それに集中することができるようになります。

 

異国への一人旅で「カルチャーショック」を受けて

価値観が成長するのと同じ感覚で、

 

断食によって「フードカルチャーショック」が起こります。

 

以下がフードカルチャーショックで書いた記事です。

よろしければどうぞ

・食事が能力を妨げている原因!断食経験者が語る。食の4つの不要なコスト

・断食後の飲み会は景色が違った。全員が化け物フードファイターに見える。

<リンク準備中>

まとめ

これだけ痛い目にあいながらも、私は断食をおすすめします。

特に、何かに行き詰っている方にはオススメです。

個人的に、また断食をやろうと思っています。そのくらい良い経験でした。

 

しっかりと正しい方法を守ってやれば、

そこまでリスクや負担がかからず、得られるものがとても多いと思います。

 

人生で一度は経験しておく価値がある

断食の効能は、やっているその時よりも、むしろ

食に対する考え方を見直し、

無駄な飲食がいかに自分自身にブレーキをかける原因であったのか

に気づくことができる、という部分にある

のかもしれません。

 

人生は悔いなく全力で送れた方がいいはずです。

 

無駄な食事がいかに自分の能力にブレーキをかけていたのかを身に染みて感じました。

 

また、体の仕組みや変化を体験し、

ヒトの体を尊敬すると同時に食に対する考え方が変わりました。

 

軽自動車に大きなエンジンを積んでもパフォーマンスを発揮できないように、

人間も、多少飢えるくらいでいいと思います。

 

普段の食事を楽しむのは大事だと思いますが、

適度で済ませておいたほうが良い状態を保てる

と確信しました。

 

断食を一度やってみるのはオススメめで

皆さんもぜひ正しいやり方でトライしてみてはいかがでしょうか。

 

きっと剥き出しの”生命”が見えて、

家にいながら海外旅行のような体験ができ、

世の中の見え方も変わりはじめると思います。

 

ひょっとしたら人生が好転するきっかけになるかもしれません。

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